【シーン2:警視庁ロビー】
「えーっと、加害者は食事中・・・待てよ?食べていたものが串カツだったらそれが凶器に・・・?」 どしん 「・・・いってーな、ちゃんと前見ろよ!!」 「すみません、捜査資料に夢中で・・・」 「歩きながら資料なんか読むなって。迷惑だから。ね?」 「あれ・・・?以前、どこかでお会いしましたよね?」 「・・・は?何?古典的なナンパ?」 「違います〜。以前にどこかで・・・あー!!」 「何だよ!うるせえな」 「初登庁の時に、いろいろ教えてくださった方ですよね?」 「は?何それ?」 「えーっと、地下の喫煙所でお会いした・・・」 「あー、なんとなく・・・あん時の鈍臭いやつか」 「どん臭くなんかないです」 「迷子だったでしょ?」 「・・・・・・・・あの時はありがとうございました」 「ちゃんと、一係行けた?」 「・・・紆余曲折の後なんとか・・・」 「は?エレベーター降りてすぐだったでしょ?なにやってんの?」 「おかしいですよね〜?どうしてでしょう」 「ああ。方向音痴か」 「え?」 「何?違うの?」 「・・・・方向音痴です・・・」 「でしょ?・・・とにかく、歩きながらモノを見んのやめろよ?じゃーね」 「あっ、ちょっと待ってください」 「・・・何?」 「一係に・・・つれてってもらえませんか?」 「ヤダ」 「そんな事言わずに〜。お願いします〜」 「ヤダよ!俺帰るの!離せ、馬鹿」 「見捨てないで下さい〜」 「やめてぇ〜〜〜」
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