初詣:ナイーブなSWEEP隊長と元SWEEP女性隊員の場合

 

 

彩「何や、騒がしいな」

斑目「・・・何があったんだ?」

彩「あ、救急車来よったで。病人かいな」

斑目「この人ごみじゃあ無理はない」

彩「どっかのじーちゃんがのどに団子ひっかけただけやったりして」

斑目「・・・彩、出口はこっちだぞ?」

彩「アンタ、初詣に来てお参りだけで帰るん?」

斑目「・・・たこ焼きでも食うのか?」

彩「ちゃうわ。初詣っちゅうたらなー・・・おみくじやろ。お・み・く・じ!!」

斑目「ああ。そういえばした事ないな」

彩「は?何を?アンタおみくじ引いたことないの?」

斑目「・・・そういうことになるな」

彩「ホンマに〜?じゃあ尚更否やっとかなあかんわ。行くでー」

斑目「・・・・・(ちょっとうきうき)」

 

巫女さん「はい、53番と27番ですね」

彩「どーも。アンタ53番やんな?はい」

斑目「ああ・・・・・・・(わくわく)」

彩「おっ、アタシ大吉やー!『待ち人 こちらから行かずとも現われる』やってー。今年こそ玉の輿や」

斑目「・・・・・・・・」

彩「ん?アンタは?」

斑目「・・・・・・・(おみくじを差し出す)」

彩「は!?これって・・・・『大凶』やん!!」

斑目「・・・・・(うつむき)」

彩「うっわ〜、初めて見たわー。大凶やて。ホンマにあるんやなー」

斑目「・・・・・(涙目)」

彩「あっはっはっは。アンタお先まっくらやなー。仕事『全て上手く行かず』やってー」

斑目「・・・・・彩」

彩「ん?・・・ってアンタ、何してんの!?」

斑目「ちょっと下がっててくれ。処分する」

彩「ちょお、こんな人ごみの中で拳銃ぶっぱなさんといてー!!」

斑目「・・・安心しろ。プラスチック弾だ」

彩「そういう問題やないー!!あほかー!!!」

 

 

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