真実の在処

 

 

 

彩さんが私に言った。

「あんた、真山さんのどこがええの?」

 

 

今まで出会った人は友人であっても家族であっても綺麗なものしか見せてくれなかった。

偽善的でうわべだけの綺麗なもの。

 

だけど真山さんは、私にいつも真実を見せてくれる。

たとえ、それが汚くても、悲しくても。

 

だから私も真山さんに真実をさらけ出す事が出来る。

汚くて、醜くても、私のありのままを見せることが出来る。

・・・信じられる。

 

たとえ、世界を敵にまわすことがあっても、私は真山さんを信じるだろう。

この眼球で見てきた世界が、真山さんの姿が真実のものであると確信しているから。

 

代わりなんてきかない。離れる事なんて出来ない。

 

彼は私にとって運命の人。

間違いはない。迷いもない。

 

 

運命は、真実は、私が決めてもいいと彼が教えてくれたから。