【シーン2】

「おはようさ〜ん」

「ああ、木戸君。ご苦労さん」

「ぎょうさん持ってきたったで〜。継続事件」

「なんでそんなにあるんだよ。ちゃんと捜査してんのー?一係の皆さんは」

「メンバーがアレやからなぁ・・・見逃したって?」

「それでいいのかよ?公務員」

「ええんちゃう?」

「・・・あっそ」

 

「でもこの中で幾つの事件が無事解決出来るんでしょうかね?」

「急になんやねん。近藤さん」

「今までは柴田さんが事件を解決してくれましたけど、私達でこの事件を解決出来るんでしょうか?」

「・・・・・・」

「あ、すみません・・・変な事を言ってしまって・・・」

「・・・でも、近藤さんの言うとおりやで。ここに来てもぱぱぱーっと解決する事なんてもうないんやろうな〜」

「弐係にとっては、この三ヶ月が異常事態だったんですけどね」

「また、ただの捜査資料の保管庫と苦情係に戻るんやなー。ここ」

「おいおい、近藤君も木戸君も・・・ここにも一応捜査のために刑事がいるんだけどね〜」

「一応っすか」

「あ、いや、みんな立派な刑事だよね〜。うん。あははは」

 

「何やってるんやろうな〜?柴田」

「捜査できなくって寂しがっているんでしょうね」

「また遅刻してたりして。なーんちゃってね。あっはっは」

「それ、全然洒落になってへんて…」

「署長が遅刻ばかりだと八王子西署の皆さんも大変でしょうね」

「どうしよう、研修先の上司の僕まで怒られちゃったら・・・」

 

「なあ、真山さんはどんなやと思う?署長さんやっとる柴田」

「アイツはどこいても変わんないでしょ?変だもん」

「・・・やな」

「署長のくせに勝手に捜査してなきゃいいけどね」

「やっぱり心配?柴田のこと」

「なんで?もう関係ないじゃん」

「・・・言うと思ったわ〜」

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