恋人はサンタクロースver.

 

「なぁなぁ、金太郎。アンタいくつまでサンタさん信じとった?」

「サンタでっか?わしは小学校くらいまで信じてましたわ〜」

「アタシは小学校上がる前や。サンタさんのくれたおもちゃが阪急の包みやってな〜」

「さすが姐さんやなー」

「なーんか、夢が壊れたっちゅう前に納得したわ」

「わしはおとんとおかんに言われましたわ。

サンタさんがプレゼント持ってくるんじゃのうて、おとんとおかんが頑張って買うてくるもんやから、大事にせなあかんって」

「あー、上手い事言うな〜。ホントにアンタの親なん?」

「どういう意味でっか?姐さん・・・」

「柴田、アンタは〜?・・・ってあれ?」

「東大ちゃん、何ないてるんでっか?」

「・・・・・・・・・彩さん(ぐすぐす)」

「どうかしたん?」

「サンタさんがいないって本当ですか?」

「・・・柴田、あんた・・・」

「今まで信じとったんかい!!」

 

「あれ?お前ら、何やってんのー?」

「真山さん!あんた買いに行ってるところちゃうで?」

「何だよ?なんで木戸も京大もすがるような目で俺を見んの?」

「・・・まやまさ〜ん・・・」

「何?何で泣いてんの?お前」

「まあ、掻い摘んで言ったら京大のせいやな」

「ええー!!わしでっか〜!?」

「・・・真山さん、みんなが酷い事を言うんですよ〜」

「は?何?お前、係長の癖にいじめられたの?」

「みなさんがね・・・サンタさんはいないって言うんですよ〜?」

「え?」

「普通、この歳で普通信じてるかっちゅうねん」

「東大ちゃん、いくらなんでもそらないで?」

「何言ってるんですか?サンタさんはいるんですよ!!」

「まだ言うてんの〜?」

「だって、皆さんもクリスマスの朝にはちゃんとプレゼントあるでしょう?」

「だーかーらー、それはアンタんとこのおばちゃんがなぁ・・・」

「違います!!だって、去年真山さんのお家に泊まったときも枕元にちゃんとありましたもん!!ねえ、真山さん!?」

「それって・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

「真山さん、アンタ・・・(ぶぶっ)」

「ね!ありましたよね?真山さん」

「柴田・・・ちなみに、何あった?去年」

「えーっと、確か下着・・・?」

「ええサンタさんや・・・なぁ、真山さん」

「信じるとは思わなかったんだよ・・・」